テーマ:福沢諭吉

真の武士道、真の日本人の鑑

乱世では、その時々の判断が生死を分けます。ある判断の結果、死んで名を残した人もあれば、生き延びて汚名を背負った人もいます。誰しも死は避けたいですが、土壇場で生き延びる道を選ぶと、総じて汚名が伴うようです。そこで「葉隠」は「生きるか死ぬかの時には、死ぬ方を選べ」と教えます。しかし、葉隠は反動武士道であり、人間の正しい道とは言えません。生き…
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一体誰のための道徳か?

これまで色々と道徳の問題を考えてきましたが、簡単におさらいしておきましょう。まず、ドストエフスキーの言葉、「宗教なくして道徳なし」を取り上げました。道徳は宗教の持つ権威・絶対性によって支えられています。ところが日本では宗教が力を失い、それに応じて日本人の心から道徳心が乏しくなりつつあるという問題を抱えています。私は宗教には期待していない…
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また海音寺文学に戻ってきます

ここ2年ほどの間に、海音寺潮五郎さんの作品は史伝を中心として復活が相次ぎ、一時期の悲惨な「絶版だらけ」という状況は脱しました。一部の代表作がまだ埋もれたままなのは事実ですが、私のこのブログでの活動もそろそろ次の段階に移ろうかと思っています。次の段階というのは「道徳」の話です。「またその話か、興味ないよ」という方もいらっしゃるかと思います…
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日本の道徳崩壊と福沢諭吉(その6)

このブログは本来、海音寺潮五郎さんの作品の存在とその魅力をアピールするためのものです。その目的から相当に逸脱してまで、日本の道徳問題をテーマに書き続けてきたのは、あまりにも日本の将来が憂慮されるからです。日本人が道徳心をなくしつつある状況で生じている事件に関しては、例えば秋葉原で起きた惨事よりも、むしろ社会保険庁の職員たちが起こした年金…
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日本の道徳崩壊と福沢諭吉(その5)

本来、日本人は非常に強い宗教心を持った民族でした。それが、「文明開化の音がする」明治期にいたり、そういった宗教心や伝統を重んじる心は固陋だとして、否定する動きが起こりました。その中で、日本人の心から宗教心を奪い去るために決定的な働きをした人物がいます。塾長・福沢諭吉です。 そもそも、日本人がどれほど熱心な宗教心を持っていたかについ…
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日本の道徳崩壊と福沢諭吉(その4)

話は前々回からの続きになります。江戸から明治へと時代が移りゆく中で、当時の日本人になじみの深かった「儒教」と「仏教」という2大宗教が、その影響力を大きく減退させてしまいました。そんな中、明治新政府が国家的宗教として意図的に選択し、国民への普及を図ったのが「神道」です。しかしながら、この「神道」が日本古来の伝統的な神道ではなく、皇国史観に…
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日本の道徳崩壊と福沢諭吉(その3)

ようやく塾長の登場です。塾とはもちろん、慶應義塾のこと。塾長とはすなわち、福沢諭吉です。この一連の投稿は福沢諭吉批判につながる予定なのですが、福沢諭吉批判と言えば、何といっても勝海舟に登場して貰わなければならないでしょう。海舟は独特のユーモアを交えながらも、非常に辛辣な福沢諭吉批判をしています。面白いので少し紹介してみましょう。 …
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日本の道徳崩壊と福沢諭吉(その2)

道徳の問題を考えていくと、どうしても宗教の問題に突き当たらざるを得ないと思います。私は自分なりに、この「宗教」という答えに行き着くことを恐れていました。なぜなら私は何の宗教も信じていないからです。日本人特有と言われる「無宗教」ですね。たぶん、多くの日本人が私と同じような心情だと思います。日本人が無宗教化してしまった大きな理由の一つは、仏…
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日本の道徳崩壊と福沢諭吉

あまり大所高所からものを言うつもりはないのですが、日本の道徳崩壊が叫ばれて久しいです。「日本はどうしてしまったんだろう」という事件が日々、テレビを騒がせています。こうした思いは多少なりとも良識を持った日本人に共通するものだと思います。そして色々な人がそれぞれの表現で日本の現状と今後への懸念を繰り返し述べています。これは今に始まったことで…
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海音寺潮五郎『西郷隆盛』(その6)

新年を迎えて、NHK大河ドラマも新たな作品「篤姫」の放送が開始されます。前にも話題にしましたが、NHK大河ドラマは日本史を扱うテレビイベントとしては非常に大きなものであり、かつ、一年間という長期に渡りますので、これに便乗しようとする動きが各所に現れます。関連する書籍が多数出版されるのはもちろんですが、登場人物にゆかりの地では観光客誘致の…
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咸臨丸と勝海舟

海音寺潮五郎さんの『武将列伝』に「勝海舟」が収録されていることは以前このBlogでも紹介していますが、昨日ふと見直したところ、『さむらいの本懐』(書いていてイヤになりますが、これも絶版)にも別の「勝海舟」が収録されています。 時期的には『武将列伝』の方が先、『さむらいの本懐』の方が後になるようで、私自身たまたまなのですが、海音寺さ…
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