テーマ:大久保利通

大久保利通と山岡鉄舟 ひいきの引き倒し

海音寺潮五郎さんが作品中に書いているのですが、「他人を評することは、自分を評することでもある」という言葉があるそうです。意味は読んで字の如しですが、例えば歴史を解釈する場面においては、英雄のことを評するには英雄の心情をもってしなければならず、卑小な人間が評価すると英雄でさえも卑小な人間に貶められてしまうことがあります。その批評に接する読…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

海音寺潮五郎『西郷と大久保』(その5)

海音寺潮五郎さんは歯に衣着せぬ物言いのため、現役の頃には色々と批判が多かったようなふしがあります。中には批判する側の無知を原因とするいわれのない不当な内容もあり、海音寺潮五郎さん自身が苦笑してしまうこともあったそうですし、単に苦笑では済まず、例えば『蒙古来る』に関するものでは、旧年来の友人と袂を分かつようなことも経験しています。 …
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

海音寺潮五郎 大長編史伝『西郷隆盛』

つ・い・に!(このパターンは前にも使ったか)、海音寺潮五郎さんの代表作中の代表作、大長編史伝『西郷隆盛』が復活発売されました。海音寺潮五郎記念館からも、この『西郷隆盛』復活の案内が来たのですが、それによると、 「長く品切れ状態だった日本史伝文学の最高傑作を新装版にて2007年11月より毎月2巻刊行」 とのことです。 という…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

海音寺潮五郎『西郷と大久保』(その4)

過去に何度か紹介していますが、海音寺潮五郎さんは「日本人に日本歴史の常識を持ってもらうため」という目標の下、日本史を素材にした数々の史伝を執筆しています。その一方で、同じ目的のために、古代中国史を素材とした作品も書いています。その理由として、 日本の文化は中国文化の影響を最も濃厚に受けていますので、ある程度中国の歴史事実や、人物の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

海音寺潮五郎『寺田屋騒動』

いよいよ海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』が復刊します。海音寺潮五郎さんの西郷隆盛への思い入れは並々ならぬものがあり、それについてはこのブログでも繰り返し説明していますし、多少でも海音寺潮五郎さんのことに興味を持っている方(そして、このブログを読んでいる方)であれば、よくご存じのことと思います。 私は海音寺潮五郎さんの作品は…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

海音寺潮五郎『西郷と大久保』

海音寺潮五郎さんのことに多少でも興味を持っている人であれば、その作品には大きく、「史伝」と「歴史小説」の2種類があることは知っていると思います。史伝の代表作は『武将列伝』や『悪人列伝』で、歴史小説の代表作は『天と地と』ですと言えば、多くの人に感覚的に分かってもらえることでしょう。 史伝と歴史小説の違いを簡潔に表現すると、  作品…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『西郷と大久保』は史伝でした!

先日ふと訪れた古書店で(最近、このパターンが多いですが)、海音寺潮五郎さんの『西郷と大久保』の単行本がおいてありました。私はもちろん文庫本ではこの作品を読んだことがあるのですが、この単行本には巻末に海音寺潮五郎さんの「あとがき」が掲載されており、そこには驚くべきことが書いてあったのです! 海音寺潮五郎さんが言うには、この『西郷と大…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more