テーマ:西郷隆盛

海音寺潮五郎記念館誌 第29号

海音寺潮五郎記念館が解散して以降、ファンの使命感としてここで海音寺潮五郎さんに関する情報を公開し続けていますが、遅々として進みません。ようやく記念館誌第29号をアップすることができました。 ところで、TPP交渉によって著作権の保護期間が50年から70年に延長される見込みとのことで、既に郷里の鹿児島県に譲渡された海音寺潮五郎さんの著…
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海音寺潮五郎記念館誌 第28号

2008年2月25日発行の海音寺潮五郎記念館誌、第28号。ほとんどアクセスを集められていませんが、使命感に押されて久しぶりの更新です。 海音寺潮五郎記念館誌 第28号(PDF:22.2MB) ・海音寺潮五郎歿後三十年を振り返る   - 海音寺潮五郎記念館 専務理事 末冨明子 ・歿後三十年 海音寺潮五郎文学講座 …
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海音寺潮五郎記念館誌 第26号

2006年10月31日発行の海音寺潮五郎記念館誌、第26号です。海音寺さんの「歿後30年」ということで、郷里・鹿児島を中心にして各種の記念行事が行われたため、それらの内容を取り上げています。前回の第25号からの発行間隔が短いのはこれが理由ですね。 海音寺潮五郎記念館誌 第26号(PDF:11.0MB) ・「海音寺潮五郎 …
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海音寺潮五郎記念館誌 第14号

1994年3月31日発行の海音寺潮五郎記念館誌「第14号」です。この当時、記念館誌の発行部数が少なかったのか、それとも多くの方に配布していたからなのか、オリジナルではなくコピーでしか記念館誌をいただけていません。  海音寺潮五郎記念館誌 第14号(PDF:6.4MB) 海音寺潮五郎記念館誌 第14号  ・平成五年…
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海音寺潮五郎記念館誌 第8号

1988年2月10日発行の海音寺潮五郎記念館誌 第8号です。  海音寺潮五郎記念館誌 第8号(PDF:7.1MB)  海音寺潮五郎記念館誌 第8号:  ・文化講演会特集   - 綱淵謙錠氏「幕末に生きる 生麦事件の真相」   - 尾崎秀樹氏「生きていた秀頼」   - 山崎朋子氏「女性史の窓から 底辺女性史」 …
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明治天皇と山県有朋

幕末動乱の中、京都にいた天皇は江戸の将軍に対抗する権威として薩長勢力に担ぎ出されました。「天皇」という存在は、政争を有利に運ぶ手段として注目をあびた面が強かったため、薩長の武士達は天皇を道具として利用しただけで、その実、全く尊崇などしていなかったのだという主張が存在するそうです。こうした俗説、単なる思いつきの主張が、国民の歴史理解を誤る…
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明治天皇と西郷隆盛

若き日の明治天皇は儒教的な聖人君主を目指す教育を受けました。その人格陶冶の過程では武士出身の侍従たち、吉井友実、村田新八、山岡鉄舟といった人々が天皇を導く道しるべとなりました。武士として完成された彼らは儒教的な人徳を体現した「生きた手本」です。身分の上下を超えて、明治天皇はそんな侍従たちを人間として尊敬していたと思われます。ところが上に…
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天皇だって人間だ

明治天皇は「日本を近代国家に変革した偉大な指導者」として語られることがあります。現に、明治天皇は優れた人格者だったそうですが、その人格は一朝一夕で形成されたものではありません。天皇だって人間です。幼い頃は人物的に未熟であり(あたり前すぎて変な文章になってしまった)、精神的な修養を積むことによって、立派な人格を築き上げたのです。 明…
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天皇だって生きている

私は小学生の頃、むやみに天皇が嫌いでした。あろうことか、「僕が大人になって偉くなったら、天皇制を廃止してやる!」などと口走っていました。これはおかしい!こんな小学生、おかしいでしょ!!私自身、当時の記憶が曖昧で、なぜこんな状態になってしまったのか分かりません。が、後付けで理由を探すときに思い当たるのが「日教組」の存在です。 私はま…
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軍人は気楽な家業ときたもんだ!

大雑把ではありますが、「運命の岐路における人間の行動」をテーマに、様々な時代の事例を取り上げています。本来、武士の存在意義は「職業軍人」として役割を果すことにあります。しかし、江戸も時代を経るに従い、武士が次第に官僚化し、それと共に軟弱化していったことは良く知られている通りです。海音寺潮五郎さんによれば、会津藩や薩摩藩のように、藩士に対…
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空気に支配される日本人

日本人には「空気を読む」特殊能力があるという説があります。「以心伝心」、「あうんの呼吸」など、その説を裏付ける言葉も存在します。もっとも、この二つは元来、仏教用語ですので、何も日本人だけが「空気を読める」わけではないのでしょうが、この「空気」と歴史の展開が密接に関わっているのではないか?が今日のテーマです。 例えば、司馬遼太郎さん…
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明治の和気清麻呂

本家・和気清麻呂に続き、今日取り上げるのは「明治の和気清麻呂」です。さて、一体誰のことでしょうか?今、ざっくりとネットで検索してみたところ、「明治の和気清麻呂」が誰のことなのかについてすぐには情報が見つかりませんでした。 明治の和気清麻呂とは、誰あろう、山岡鉄舟のことです。鉄舟をこう評したのは勝海舟で、このブログでも何度か紹介して…
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海音寺潮五郎記念館 文化講演会

去る12月6日、海音寺潮五郎記念館が主催する文化講演会が東京で開催され、私も聴講させていただきました。私自身は今回が3回目の参加ですが、今年は鹿児島大学の原口教授が講演されました。ご存じ、大人気だったNHK大河ドラマ「篤姫」で時代考証を担当されていた方です。「篤姫」の放送は終了してしまいましたが、講演会当日は、あと2回の放送を残すという…
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二人の西郷隆盛

海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』は、東京上野にある西郷隆盛の銅像の話題から始まります。西郷隆盛の銅像は鹿児島にもありますが、上野の西郷と鹿児島の西郷には大きな違いがあります、それは銅像設立に関わった人々の西郷観に影響を受けているというのが、海音寺潮五郎さんの見方です。 私は関東圏に長く住んでおり、東京上野にある西郷像は何度…
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山岡鉄舟 「主命を辱めない」ということ

NHK大河ドラマの「篤姫」。私はあまり見ていませんが、桜田門外の変も過ぎ、おそらく江戸城無血開城をクライマックスとして年末に向けて盛り上がって行くのだと思います。江戸城無血開城の立て役者は前にも話題にした通り、西郷隆盛、勝海舟、山岡鉄舟といった面々なわけですが、ドラマではおそらく、史実を大きくデフォルメ(あえて歪曲とは言いますまい)して…
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大久保利通と山岡鉄舟 ひいきの引き倒し(その2)

海音寺潮五郎さんの作品中に見られる、「他人を評することは、自分を評することでもある」という言葉の実例として、前回、大久保利通を取り上げて、評者の違いによる解釈の相違を紹介しました。今回は山岡鉄舟です。 山岡鉄舟と言えば、よく「剣と禅の達人」(+書の達人とも言う)と評されます。禅に「達人」などという評し方があるのはよく理解できません…
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大久保利通と山岡鉄舟 ひいきの引き倒し

海音寺潮五郎さんが作品中に書いているのですが、「他人を評することは、自分を評することでもある」という言葉があるそうです。意味は読んで字の如しですが、例えば歴史を解釈する場面においては、英雄のことを評するには英雄の心情をもってしなければならず、卑小な人間が評価すると英雄でさえも卑小な人間に貶められてしまうことがあります。その批評に接する読…
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海音寺潮五郎 西郷隆盛を語る

海音寺潮五郎さんは、「西郷隆盛のことが好きで好きでたまらないから」という理由で、そして、「世の中に歪んで伝わっている西郷像を真の姿に正す」ために、大長編史伝『西郷隆盛』を執筆しました。そんな海音寺潮五郎さんですが、西郷隆盛のことを完全無欠の聖人君子だと評しているわけではありません。理非を問わずに、西郷隆盛の行動やその背後にある思想が常に…
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海音寺潮五郎ブログの実績

私が敬愛する作家・海音寺潮五郎さんの作品に興味を持ってもらい、一人でも多く海音寺潮五郎作品の読者を獲得し、一人でも多くの海音寺潮五郎ファン生み出そうとするのが、このブログの目的です。単にこのブログを読んでもらうだけでは駄目で、海音寺潮五郎さんの作品に興味をもってもらえてこそ、このブログで私が活動している意義があると考えています。というこ…
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海音寺潮五郎『明治太平記』(その2)

前回からのつながりで書いていますが、映像化された海音寺潮五郎さんの作品と言えば、他には『明治太平記』があげられます。これは海音寺潮五郎さんには珍しく、明治維新後の時代を扱った作品ですが、執筆されるに至った経緯については面白い話が残っています。 海音寺潮五郎さんは終戦後、疎開していた郷里・鹿児島から上京し、執筆活動で生計を立てるべく…
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海音寺潮五郎『蒙古の襲来』

NHK大河ドラマ「篤姫」が好調なようです。ドラマとしての描き方の問題で、「史実を歪めすぎているのではないか?」という批判もチラホラと聞こえてきますが、まずは日本の歴史に興味を持つきっかけとしてのNHK大河ドラマの存在意義は私も認めます。そもそも、私が歴史好きになったのは、同じくNHK大河ドラマの「おんな太閤記」を見て以来のことです。この…
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海音寺騒動と『西郷隆盛』

無念の絶筆となった海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』ですが、この作品が西郷隆盛の全生涯を描ききれなかった理由は、前回紹介した「余命の読み違え」だけではありません。また別の理由として、「海音寺騒動」と呼ばれる事象があげられます。 この「海音寺騒動」とは、海音寺潮五郎さんが執筆した原稿を受け取った後、出版社編集部で捲き起こる騒ぎ…
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大長編史伝『西郷隆盛』完結

昨年から復活刊行が続いていた海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』ですが、ついに第9巻まで出そろい、これで完結しました。良く知られている通り、西郷隆盛の全生涯を著述することなく、作者である海音寺潮五郎さんの死と共に、未完のまま途絶したのです。 一部の例外を除いて、私は海音寺潮五郎さんの主要作品を全て読み尽くし、最後に残ったのがこ…
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桜田門外の変 映画化

今日は朝日新聞社はけしからん!という話をしようと思っています。といっても、新聞報道がデタラメだとか、系列のテレビ局が捏造放送しているとか、そういう話ではありません。もちろん、話題は海音寺潮五郎さんのことです。 海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』の最終巻(第9巻)がついに復活発売されました。海音寺潮五郎さんが生涯をかけて完成を…
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幕末維新運動 尊王と勤王の違い

海音寺潮五郎さんは若かりし頃、漢文学者を志していたということです。当然、漢字についての造詣が深く、作品中でも自由自在に使いこなしています。読者たる私たちが、時々、意味の分からない熟語出会うことになるのはこのためです。個人差はあるでしょうが、漢字の持つ意味をじっくりと理解する教育機会が減っている現在、本来は特に難しいわけでもないのに、意味…
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海音寺潮五郎『幕末動乱の男たち』(その3)

海音寺潮五郎さんに『幕末動乱の男たち』という作品があります。以前、新潮文庫から出版されていましたが、現在は絶版状態にあるため、海音寺潮五郎さんの諸作品の中では比較的マイナーな部類に入るかも知れません。しかし、この『幕末動乱の男たち』は『武将列伝』、『悪人列伝』と並んで、海音寺潮五郎さんが生涯をかけて取り組んだ人物列伝の一つですので、非常…
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海音寺潮五郎『西郷隆盛』(その9)

前回紹介した通り、井伊直弼は殺されるべくして殺されました。幕末に多数行われた暗殺の中で、海音寺潮五郎さんは桜田門外の変での井伊直弼暗殺と、土佐藩での吉田東洋暗殺の二つだけは、どうしてもやむを得なかったものとして認めています。愛弟子ともいうべき司馬遼太郎さんは少し見解が異なり、吉田東洋の件は認めず、唯一、井伊直弼暗殺だけは必要悪として認め…
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海音寺潮五郎『西郷隆盛』(その7)

「人間万事塞翁が馬」という故事成語があります。前回、井伊直弼が江戸時代末期の動乱時代に大老に就任したことを「不幸にして」と表現しましたが、この「塞翁が馬」の話が最もよく当てはまる事例の一つが井伊直弼の人生です。今回もまた海音寺潮五郎さんの大長編自伝『西郷隆盛』から勉強してみましょう。 良く知られている話ですので、ざっくりと説明する…
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海音寺潮五郎『西郷隆盛』(その6)

新年を迎えて、NHK大河ドラマも新たな作品「篤姫」の放送が開始されます。前にも話題にしましたが、NHK大河ドラマは日本史を扱うテレビイベントとしては非常に大きなものであり、かつ、一年間という長期に渡りますので、これに便乗しようとする動きが各所に現れます。関連する書籍が多数出版されるのはもちろんですが、登場人物にゆかりの地では観光客誘致の…
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海音寺潮五郎『西郷隆盛』(その5)

先日、海音寺潮五郎記念館主催の文化講演会が都内で開催され、作家の北原亞以子さんが「幕末の人達」という題でお話されました。私も出席させていただいたのですが、その会場で海音寺潮五郎さんの作品紹介や遺稿の展示があり、『西郷隆盛』の草稿ノートも多数展示されていました。そのとき、たまたま開かれていたページが非常に興味深い箇所でしたのでここに掲載し…
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