海音寺潮五郎記念館誌 第32号

2011年3月31日発行の海音寺潮五郎記念館誌 第32号です。残りも少なくなってきました。ところで、本号は『猛将妄想録』の大久保ヤマトさんから譲っていただいたものです。日本史好き同士としてネットで知り合い、この頃から毎年恒例の文化講演会に一緒に行く仲になってました。
この第32号は私も記念館から送っていただいたものを持っていたはずなのですが、不覚にもどこにしまったのか分からなくなってしまい、思案した挙句に大久保ヤマトさんから譲っていただいた物をここにアップしている次第です。ちなみに、大久保大和さんにはネット版『猛将妄想録』だけでなく、コミック版の『猛将妄想録』もありますので、こちらもぜひごひいきに。

海音寺潮五郎記念館誌 第32号(PDF:7.4MB)

海音寺潮五郎記念館誌 第32号付録(PDF:13.0MB)


猛将妄想録 1 (電撃ジャパンコミックス)
アスキー・メディアワークス
大久保ヤマト


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本編:
・文化講演会
- 磯田道史 「龍馬は誰が殺させたのか」

・海音寺潮五郎記念 「海潮忌・文学フェスティバル 今年も伊佐市で開催」

・私と海音寺
- 荒木幹二郎 「座右の銘 物創りに言葉はいらない」

・事務局だより

付録:
・「戦袍日記」について

・「戦袍日記」


文化講演会は日本史が専門の磯田道史さん。過去の講演会と比較するとかなりの若手講師の登場でした。テーマは龍馬暗殺について。ちょうど磯田さんは『龍馬史』を出版された頃で、当時はこの分野の第一人者といった感がありました。

龍馬暗殺については、これまでにも様々な説が語られていますが、この講演での内容がほぼ決定版と言ってよいのではないかと私は聞いていて印象を持ちました。特に気になったのは、暗殺は龍馬自身の傍若無人な行動が招いた結果だとする解釈で、これは斬新だと共にとっても説得力のある説だと感じました。

本号には付録として未刊作品の「戦袍日記」が添えられています。この作品は戦後間もない頃に書かれたものだそうで、海音寺さんの得意分野である西南戦争を舞台にした内容です。この「戦袍日記」はその後、再版された『田原坂―小説集・西南戦争』に収録されています。この短篇集も海音寺さんの良作が集まっているので、ぜひ一読をオススメします。

ところで、実物は見たことがないのですが、この『田原坂―小説集・西南戦争』に収録されている「南風薩摩歌」はかつて映画化されたことがあるそうなのです!非常によい出来の映画だったようで、面白い逸話も残っています。ご関心がある方は『幻の映画化作品「南風薩摩歌」』で。



田原坂―小説集・西南戦争 (文春文庫)
文藝春秋
2011-10-07
海音寺 潮五郎


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