海音寺潮五郎記念館誌 第25号

前回の掲載から相当な時間が経ちましたが、ようやく海音寺潮五郎記念館誌第25号までたどり着きました。振り返ってみると、ここに掲載するために紙媒体をスキャンしたのが2013年8月ですので、半年以上ほったらかしだったことになります。

海音寺潮五郎記念館の解散で、海音寺さんのことに日が当らなくなった今だからこそ、こうした地道な活動が必要とされるところですが、なかなか私も時間が取れなくなって苦戦中です。さて、そんなこんなで、2006年5月31日発行の海音寺潮五郎記念館誌 第25号です。

海音寺潮五郎記念館誌 第25号(PDF:6.8MB)


 ・平成17年度 文化講演会
  永井路子「女性の日本史 そのプロフィールを覗く」

 ・特集「直木賞選評再録」その4

 ・『私と海音寺』 石井裕正 「患者と医師を超えて」

 ・碑めぐり(4)

 ・「家族の見た海音寺」 長女・山之内香果子

 ・海音寺潮五郎年譜:その23

 ・事務局だより


毎年恒例の文化講演会に登壇するのは永井路子さん。もちろん直木賞作家です。Wikiで見ると、NHK大河ドラマ『草燃える』、『毛利元就』は永井路子さんが原作を担当されていたのですね。知りませんでした。
講演の内容は「女性の日本史」ということで、女帝論が展開されています。最近では話題になることが少なくなりましたが、女性天皇を認めるか否か、この講演のあった2006年当時は注目度の高い話題だったと思います。悠仁親王誕生の前年ですね。

女帝の先駆けとして卑弥呼を位置づけることが出来るのかもしれませんが、永井路子さんによれば戦前の歴史教育では卑弥呼のことには触れなかったそうです。神武から始まる万世一系につながらないからでしょうかね?また、女帝として有名な推古天皇は実在したか?という論も展開されており、合わせて聖徳太子の実在性にも言及されてます。これらの内容も興味深いですよ。

さて、その他の内容としては「直木賞選評再録」は第49回から第51回の直木賞までが載っています。このうち第51回直木賞については「受賞作なし」の珍しい回となっています。

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