海音寺潮五郎応援サイト 〜 塵壺(ちりつぼ) 〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 海音寺潮五郎記念館誌 第29号

<<   作成日時 : 2015/02/11 10:46   >>

ナイス ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

海音寺潮五郎記念館が解散して以降、ファンの使命感としてここで海音寺潮五郎さんに関する情報を公開し続けていますが、遅々として進みません。ようやく記念館誌第29号をアップすることができました。

ところで、TPP交渉によって著作権の保護期間が50年から70年に延長される見込みとのことで、既に郷里の鹿児島県に譲渡された海音寺潮五郎さんの著作権収入は地元に長く貢献を続けることになりそうです。これはよかったですね。
一方で、TPPの影響で著作権侵害が非親告罪化すると、ここにアップしているコンテンツのグレーな部分に日が当たりそうで、扱いに苦慮しています。過去に大々的に発行されたわけではない海音寺潮五郎記念館誌は、他では得難い情報の宝庫ですので、興味がある方はお早めに。

海音寺潮五郎記念館誌 第29号(PDF:6.9MB)


・文化講演会
 - 北原亞以子 「幕末の人たち」

・特集 直木賞選評再録(その7)

・私と海音寺
 - 辻一郎 「父への手紙」

・家族の見た海音寺
 - 末冨鞆音 「オヤジ」

・碑めぐり(その7)

・事務局だより


前号あたりから私自身がリアルタイムに接していた情報が載っているので、とっても懐かしい思いがあります。

いつも最初に登場する文化講演会は北原亞以子さん。この当時はお元気でしたが先年亡くなられました。幕末の芹沢鴨暗殺を中心とする講演内容でしたが、会場に用意されたイスが小さく
 「座るとひっくり返りそうだ」
と言われた立ったままお話になったのが印象に残っています。講演はあまり得意ではないともおっしゃり、少したどたどしい感じのする話し方だったのも記憶にあります。

「直木賞選評再録」は第58回から第60回が対象。第59回は「受賞者なし」で、こんなことも当時はあったんだなと商売に走らない選考に少し驚きます。第60回の受賞者は早乙女貢さんと陳舜臣さん。陳舜臣さんはつい先日亡くなりましたね。海音寺潮五郎さんは陳舜臣さんの受賞作に対して、

これからも、中国に取材したよい作品を大いに書いてもらいたい。日本人の興味の範囲を広げることは、日本文学のために必要である。

と述べており、文学の定型化、行き詰まりを打開することに関心の深かった海音寺潮五郎さんの思いが汲み取れます。

また、この記念館誌が発行された当時は、ちょっとした海音寺作品の復活ブームがあり、代表作の大長編史伝『西郷隆盛』もこの時期に再発行されています。このニュースを聞いたときは嬉しかったですね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
海音寺潮五郎記念館誌 第29号 海音寺潮五郎応援サイト 〜 塵壺(ちりつぼ) 〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる