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今日は朝日新聞社はけしからん!という話をしようと思っています。といっても、新聞報道がデタラメだとか、系列のテレビ局が捏造放送しているとか、そういう話ではありません。もちろん、話題は海音寺潮五郎さんのことです。 海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』の最終巻(第9巻)がついに復活発売されました。海音寺潮五郎さんが生涯をかけて完成を目指した西郷隆盛の史伝もこれが最後の一冊になります。西郷の全生涯を描ききることなく、海音寺潮五郎さんの死と共に、名著は完成することなく途絶してしまいました。 この大長編史伝『西郷隆盛』を出版しているのが朝日新聞社なのですが、何というか、けしからん!!のです。 まず、話の取っ掛かりとして、桜田門外の変から入ります。 目にした方もいらっしゃるかと思いますが、私の住居のある茨城県の有志が企画して、 桜田門外の変を映画化する という話が新聞に載っていました。ご存じの通り、ときの大老・井伊直弼に天誅を加えたこの事件は水戸藩士が中心になって実行したものです。しかし、それからはるかな歳月が経ち、事件の重要性が忘れられているとして、水戸藩のお膝元である現在の茨城県が事件を映画化して世間に広く知らしめようというのです。 原作には吉村昭氏の同名の作品を用いるとのことですが、監督もキャストも全く未定ということで、この先どうなることやら分からないというのが実状です。 さて、この桜田門外の変には、我らが薩摩藩から参加した有村兄弟の悲劇が伴っているですが、我が子の死に際して、有村兄弟の母が詠んだ有名な歌があります。その歌が、海音寺潮五郎さんの大長編史伝『西郷隆盛』にも当然のように掲載されているのですが、そこに誤植があるのです! 本来、 母てふものはかなしかりけり とあるべきとろ、 母とふものはかなしかりけり になっているではありませんか! 私は海音寺潮五郎さんの他の作品も読んでいて、この歌を知っていたので、この箇所の間違いにすぐ気が付きましたが、そうでなければ間違ったまま覚えてしまうところです。 作者の海音寺潮五郎さんがこんな初歩的なミスを犯すはずはありませんので、これは原稿を活字に起こす作業中に発生したと思われます。 そして、作品の出版元である朝日新聞社が校正を怠っているため、海音寺潮五郎さんの死後30年も経過して、「新装版」として復活した『西郷隆盛』においても、相変わらず間違ったまま残っていると言うわけです。 大長編史伝『西郷隆盛』中の誤植は他にも多々あり、例えば、 薩摩 と書かれているべきところが、 藩摩 になっていたり、ひどいものになると、「西郷」の「郷」の字が右に90度回転した形で印刷されていたりします。これらは作品中の誤植のごく一部です。本当にひどいことです。 朝日新聞社はこの『西郷隆盛』を「日本史伝文学の最高峰」として宣伝していますが、それほど重要な作品の誤植を30年間もほったらかしているのですから、 朝日新聞社はけしからん!!! と言うのです。生涯をかけてこの作品を完成させようと取り組んだ海音寺潮五郎さんに対しても、申しわけが立たないと思うのですが、そういった思いなどないのでしょうね。 さて最後に問題です、 朝日新聞社は一度読めばすぐ気づくはずのこれらの誤植に気づかないほど駄目な会社なのでしょうか? それとも、気づいていながら直すのが面倒だからほったらかしにしておく駄目駄目な会社なのでしょうか?
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こんにちは |
花姥 2008/03/16 11:21 |
花姥さん、こんばんは。 |
モモタ 2008/03/26 22:36 |
海音寺さんは、私の故郷である鹿児島県大口市出身です。我々、薩摩隼人の心の師である海音寺さんの作品を誤字や略字で書くとはなんたる無礼か、朝日新聞に断固抗議したいです。大新聞社にあぐらをかいている証拠ですね。海音寺さんの忘れ形見である娘の櫻子さんが知ったらどんなに悲しむでしょうか。不買行動をしたいくらいの気持ちです。 |
たかさん。 2008/08/10 20:58 |
「たかさん」さん、こんにちは。コメントありがとうございます。 |
モモタ 2008/08/15 17:41 |
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