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すっかりご無沙汰しています。色々と思い悩むところがあり、ブログを書くのが滞っていました。もう止めてしまおうかとも思ったのですが、やはり海音寺潮五郎さんとその作品が好きなので、細々とでも続けていくことにしました。 何度も繰り返し述べていますが、 日本人に日本歴史の常識を持ってもらいたい それによって日本に正当的歴史文学が生まれる土壌を醸成したい として、周囲の無理解と戦いながら史伝を執筆し続けた海音寺潮五郎さんの志の高さに私は感服しています。 その史伝の代表作が『武将列伝』ですが、いよいよ来月(2008年3月)から文春文庫にて復活刊行が始まるようです。 かつて、といっても精々一昨年からのことに過ぎないのですが、私がこのブログを書き始めた頃と比較すると、現在書店で売られている海音寺潮五郎さんの作品は見違えるほど充実し、錚々たる陣容になりました。 その多くが史伝であることを見ても、海音寺潮五郎さんの史伝がいかに文学史に於いて価値が高いか、そして長く愛読され続けていく作品であるかが理解できると思います。 『武将列伝』については、このブログで何度も繰り返し取り上げていますので、興味のある方はそちらを読んで頂きたいですが、今日はこの『武将列伝』についてのこぼれ話を紹介しましょう。 海音寺潮五郎さんの『武将列伝』は「オール読物」に連載された作品中心で構成されていますが、それ以外に「小説公論」、「週刊現代」で連載したものも含まれているそうです。『武将列伝』収録の「勝海舟」は後者に属する作品なのですが、これについて海音寺潮五郎さんは、 「勝海舟」は小説公論に書いたのですが、最も長く、たしか二百枚をかなり越えたと記憶しています。これは執筆当時、海舟のまとまった伝記が出ていないと思いまして、大いに張り切ったためでした。あとで、山路愛山、徳富蘇峰両氏のもののあるのを知って苦笑しましたが、後学には後学の利点があって、両先学の筆のとどかなかったことも書き得たと思いますから、屋上屋を架したことにはなるまいと思っています。 と、海音寺潮五郎全集『武将列伝』の「あとがき」に書いています。 海音寺潮五郎さんが、それまで誰も手を付けていなかった上杉謙信を『天と地と』で表現したがごとくに、勝海舟ついても気合いを入れて『武将列伝』に書いたところが、もう先人がいたと言うのです。 こういう、いかにも南国育ちの鷹揚さを感じさせるお茶目なというか、天然ボケ(言葉は悪いですが)なところが、海音寺潮五郎さんの魅力のひとつだったりもするわけです。せっかく作品が次々と復活しているのですから、やはり多くの人に読んで欲しい作家だと思います。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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どうしましたか? |
Yute 2008/02/19 23:24 |
こんばんは。Yuteさん、いつもありがとうございます。心配かけて済みません。 |
モモタ 2008/02/20 22:26 |
モモタさん、こんにちは。 |
tsubu 2008/02/21 17:47 |
モモタさん、こんばんは |
豪 2008/02/21 22:00 |
こんばんは。tsubuさん、豪さん、激励のコメントありがとうございます。 |
モモタ 2008/02/22 19:59 |
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