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海音寺潮五郎さんの『武将列伝』復活が間近に迫ってきました。これは海音寺潮五郎さんが史伝を本格的に執筆することになった記念すべき作品、代表作中の代表作です。既にお気づきの方も多いと思いますが、今回は第1巻が『武将列伝 源平篇』と命名されることに決まったようです。既にネット書店でこの名前で情報が掲載されているところもあります。 この『武将列伝 源平篇』には、記念すべき第1作「悪源太義平」をはじめ、「平清盛」、「源頼朝」、「木曾義仲」、「源義経」が収録されています。(そのはずです) この『武将列伝』に関わるエピソードは過去に何度かこのブログで取り上げていますので、あらめて書くのは省略します。私が運営している別サイトにも情報を掲載しているので、それを紹介しておきましょう。 まず、史伝を書き始めたばかりの苦労話として、 史伝文学復興への苦難 があります。海音寺潮五郎さんの史伝が世の中に認められるか否かについて、書き始めたばかりの頃に大きな分岐点があったことが分かります。 次は「源義経」についてですが、この史伝の最後は次の文章で締めくくられています。 義経は日本歴史の中で最も民衆の評判のよい人だ。そのために、彼の末路に同情するあまり、古来いくども義経の不死伝説が出た。曰く、義経衣川に死せずして、蝦夷地(北海道)へのがれた、曰く、蝦夷地から大陸に入って清朝の遠祖となった、曰く、ジンギス汗は義経である。ぼくはこれらの説を信じない。これについてはすでに書いたものがあって、随筆集「得意の人・失意の人」におさめてある。 このように「源義経=チンギスハン(ジンギスカン)説」について書いているのですが、海音寺潮五郎さん自身想像だにしなかったことだと思いますが、ここに登場する海音寺潮五郎さんの『得意の人・失意の人』はとっくに絶版で、今では容易には手に入りません。 この『得意の人・失意の人』の内容はその後、文春文庫の『歴史余話』に収録されていましたが、あろうことか、こちらも絶版となっています。 そのため、今回『武将列伝 源平篇』がめでたく復活して、新しい読者が海音寺潮五郎さんの作品を読むことになるわけなのですが、この 随筆集「得意の人・失意の人」におさめてある の部分に至ると、単に混乱を招くだけになりかねません。 そのためと言っては何ですが、この『得意の人・失意の人』の該当箇所、つまり、その後『歴史余話』に収録された「義経と弁慶」に書かれた内容については、同じく私が運営している別サイトに 『歴史余話』:源義経は死なず として概略を記載しています。興味のある方はこちらを参照してください。
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こんばんは。『武将列伝』を買いに書店に行ったら、『幕末動乱の男たち』も改版だとかで並んでいました。ずいぶんとまた、復刊が相次いでますね。 |
さっと 2008/04/07 20:07 |
さっとさん、こんばんは。ご無沙汰してます。 |
モモタ 2008/04/09 22:09 |
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